【カフェ・喫茶店の内装工事】費用相場や費用を安くする方法

カフェ・喫茶店の内装工事について

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カフェ・喫茶店の内装工事は、雰囲気が大事なのでデザインに掛けられる費用の割合がやや大きめで、その分内装にこだわって天井材や壁紙、床材が選ばれる傾向です。また工事そのものにこだわる飲食店も少なくないので、必然的に手間も掛かりますし費用も嵩みがちです。

カフェ1つ取ってもスタイルは大きく異なりますし、スタイルが違えば内装工事も変わってきます。ナチュラルな雰囲気を大事にする飲食店だと、天然木や石だったり、植物を取り入れることが多いです。シンプルさをコンセプトにするカフェや喫茶店なら、安っぽく見えない見えないように気をつけつつ、素材の質感が活かせる天井や壁、床を選ぶことになるでしょう。

他にも似たようなものにコンクリートが打ちっぱなしのスケルトンがありますが、スケルトンもそのままだと安っぽく見えてしまうので、あえて塗装をするなどの手が加えられます。レトロのように古風な飲食店は、時代を感じさせる素材を選んだり探し出さなくてはいけないので、やはり相応にコストが掛かります。

既存の素材に手を加えて古めかしさを演出するとなれば、手間が増えるので通常よりも工事の期間は延びますし、費用も嵩むことになるでしょう。これらは目に見えている部分の工事なので、厨房設備やバックヤードも含めると、更にコストはアップします。

当然ですが、飲食とその場を提供する業態のお店ですから、電気とガスや水道に冷凍冷蔵庫、厨房設備の工事も必須です。

カフェ・喫茶店の費用相場・坪単価について

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カフェ・喫茶店の費用相場は、標準的な大きさの20坪あたりだと、最低でも400万円となります。これは坪単価が20万円に収まる場合ですから、素材にこだわり作り込むとなれば、坪単価は30万円にも40万円にもなるでしょう。

坪単価40万円も決して非現実的とはいえませんし、実際に内装工事にそれくらいの費用を掛けている飲食店は珍しくないです。つまり20坪のカフェや喫茶店の費用相場は400万円から800万円の間で、坪単価は20万円から40万円になると結論づけられます。

費用が変動する要因は店舗のデザインや設備のグレード、店舗の規模や立地も関わってきます。スケルトンと居抜きでもやはり違いますし、流用できるかどうかでかなり開きが出てくるでしょう。スケルトンはまっさらな状態から飲食店の完成を目指すので、言うまでもなく居抜き物件よりも費用が高くなります。

しかし、居抜きも活用できなければ費用が嵩みますし、レイアウトの変更を伴えば結局はスケルトンとの差は縮まります20坪というのは一般的なカフェの大きさなので、こぢんまりとした喫茶店であれば、もう少し安く抑えられる可能性があります。

それでも費用を決定づけるのは坪単価ですし、坪単価を抑えるのには限界がありますから、単価と坪数のいずれかが大きければ費用の増大も避けられないです。坪単価20万円から40万円は、あくまでも一般的で内装もこだわり過ぎていない飲食店の場合なので、高級志向だったり希少材などを使うとなれば話は別です。

カフェ・喫茶店の内装工事費用を安くするコツ

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カフェ・喫茶店の内装工事費用を安くするには、スケルトンではなく居抜き物件を選ぶことです。スケルトンは内装も設備もない状態からのスタートなので、飲食店として開店するに至るまでにいくつも費用が発生します。

その点、居抜き物件は内装がそのまま使えたり、厨房機器などが流用できるメリットがあります。工事で手を加える部分が少なくなれば費用は安くなりますし、買わずに済めば購入費用が節約できます。

ただし、居抜きでも古くて傷みが激しく修繕が必要だったり、流用できる部分が殆どない物件はNGです。同じ飲食店だからと安易に居抜き物件を選んでしまうと、そのまま使える部分が少なくて逆に撤去や買い替えなど、追加費用が高くつくこともあるので注意です。

面積を小さくすれば安くなると考えがちですが、面積が小さくてもトイレのように必須の設備は削減できないので、実はそれほど節約にならないです。むしろ坪単価が上がってしまう恐れがあるので、面積を小さくする方向での節約はやめた方が良いでしょう。

それよりも、天井や壁、床に使用する素材を見直し、坪単価を下げる方向で費用を安くするのが現実的です。壁紙にしても様々なグレードがありますし、グレードが違えば価格も変わってくるので、1つ下の安い壁紙を検討する方が安くできる可能性を高めます。

ただ雰囲気が重要な飲食店は削ろうにも難しいので、目に見えない部分を優先的に見直したり、坪単価を下げられないか検討するのが賢明でしょう。"カフェ・喫茶店の設備の費用は安くできる?"カフェ・喫茶店の設備の費用は、安くできるかといえばできます。飲食店の設備は総じて高額ですが、これは業務用というのが理由の1つです。しかしこの高額な設備が流用できるとなれば、購入費用が節約できるので設備の内装費用が安くなります。

現実的なのはやはり居抜きで、業態が同じで流用できる設備の多い物件を探し、それを最大限に活用することが設備の費用を安くする上でのポイントです。居抜き物件はただ選べば良いというものでもなく、いかにお店のイメージに近い既存の物件が見つけられるかが勝負となります。特に、厨房機器や業務用の冷凍冷蔵庫など、買うと高い設備は買わずに済ませるのが一番です。

状態の良い中古を探す手もありますが、新品に近いものはあまりお得感がないですし、早いもの勝ちなのでそれほど状態の良くないものが残ります。新鮮な気持ちでお店を開店したい、そう考えるのであれば設備が安く買えそうな業者を探して、そこから購入するのが無難でしょう。相見積もりは同じ条件で複数の業者に見積もりを依頼する方法ですが、これならより安い業者が簡単に見つけられます。また、まとめて購入するので安くして欲しいなど、値引き交渉するのも方法です。

電気ガス水道といった基本的な設備は、省略したり後回しにできませんし、これらを安くするのは難しいです。工事には専門性を伴いますから、素人が見様見真似で工事をして工事費を浮かすこともできないです。反対に、目に見える部分の手を加えられる部分は、自分でやることで節約できる可能性があるのも確かです。"カフェ・喫茶店の内装工事で気をつけたいこと"カフェ・喫茶店の内装工事で気をつけたいのは、コンセプトを明確にして無駄なくイメージ通りの飲食店を形にすることです。

コンセプトが曖昧だと方向性が定まりませんし、工事を進める中で何か違うと感じると、そこから計画変更を決めて追加費用を掛けて工事ということにもなり得ます。最初から目指す方向やゴールが明確だと、回り道せずに一直線に完成に向かって進めるので、余計な費用も時間も使わずに済みます。コンセプトの明確化は、内装工事の計画にも影響しますし、工事計画がしっかりすると順調に作業が進められます。つまり、予定通りに開業に漕ぎ着けることを意味しますから、開業予定日にオープンしたいなら最初にコンセプトをハッキリさせることが大事です。どんなカフェや喫茶店にしたいのか分からない、飲食店の完成形が頭に思い描けない、これでは内装のデザインも工事も進まないです。

工事は計画が決まってしまえばすんなりと進むものですが、そこに至るまでに時間が掛かるケースも少なくないです。自分であれこれ考えてもまとまらない場合は、飲食店の設計や施工に詳しい業者に相談して、曖昧なイメージを具体的なものにすることをおすすめします。

それと、工事は業者に任せることになりますから、信頼できる業者を選び抜くことが重要です。安さだけで選んで手抜きや予定と異なる工事をされれば、トラブルの解決に時間が取られてしまいます。

この為、業者の選定は複数の候補を比較検討して選ぶこと、契約内容を十分に確認して契約したり、工事中は現場に足を運んで進捗状況を確認するなどが肝心です。